準備万端でいこう!マンション購入

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権利と占有

住宅やマンション、土地などの不動産には財産権という権利が存在します。
この不動産における財産権には物権や債権、知的財産権などがあります。
この財産権は、憲法によって経済的自由権として保障されています。
不動産の売買契約では、代金を支払う引き換えとしてこの財産権を譲渡するようになっています。
財産権には「取得時効」が設けられています。
この取得時効とは、物件を所有する意思を持った上で、一定期間において占有することで、その物件の「所有権」を取得することができるという時効の制度です。
取得時効では、物件の占有を開始点として、善意かつ無過失であれば10年間の短期取得時効が設けられています。
これが悪意あるいは有過失であれば、長期取得時効として20年間が設けられています。
取得時効は、あくまでも所有の意思を持って、かつ継続して占有することが要件とされています。
これはあくまでも所有権に対する制度であり、「地上権」や「地役権」はこれに該当しません。
ただしこの所有権取得時効において、悪意や有過失といった文言が使用されていますが、現実的には所有の意思を持っていることでこれらに該当しないと判断されます。
すなわち悪意や有過失と分かっていても、それが問題にならないことがあるというわけです。
不動産には必ず権利というものが存在します。
そしてその中でもマンションや一戸建て住宅などの所有権という権利は非常に重要な意味を持っています。
この権利によって財産となった住宅を守ることができるようになります。
そして不動産における所有権は、1つの不動産に対して1つしか存在しません。
例えばマンションを購入して登記した所有権と同等の法的効力を持つ権利は存在しないものとなっています。
ですがあくまでも同等の法的効力であり、上位も下位も存在しています。
すなわち所有権は万能な権利ではないということです。
このことをしっかりと認識しておかないと、トラブルの発生する可能性があります。
不動産に関する権利はすべて、「登記簿謄本」に登記されています。
登記簿謄本は、対象の不動産のある地域を管轄している法務局が管理しています。
法務局では登記簿謄本の確認をすることができます。
登記簿謄本における権利の欄は、「甲区」と「乙区」があります。
甲区は所有権の情報が記載されている箇所です。
この甲区が空欄であれば、所有権が存在しないことを意味します。
そして乙区には地上権や抵当権など、所有権以外の権利が記載される箇所です。

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